和名:ハラクロコモリグモ
学名:Lycosa coelestis
大きさ:10~15 mm
採集できる季節:6〜7, 10〜12
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟前で採集されました。
説明:徘徊性(はいかいせい:歩き回ること)で、草原によくみつかる。大型のコモリグモのなかま。左の写真のようにお腹は♂♀ともに黒いのが特徴である。

本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 背甲(はいこう)の明るい正中班は幅がひろく、中窩(ちゅうか)の前の方に2対の小さな黒点がある。その周りは黒っぽい茶色で、周辺にいくと明るい色になる。
  • 胸板(きょうばん)は、黒色。
  • 歩脚(ほきゃく)は、茶色で、たい節および末端は、黒っぽい茶色。
  • 腹背は、灰色っぽい茶色で、中央に黒色の斑紋がある。下面は、黒色。
さんこうに

した本

原色日本クモ類図鑑 保育社

改訂校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 全国農村教育協会